2010年09月26日

ハイジ・パスチャーカフェ

【緒言】
 当会でマニア路線を疾走する俺は、何を隠そうハイジ・マニアでもありました。
 どうも幼少期に「アルプスの少女ハイジ」を姉と一緒に観ていたようですが、とりわけ「クララ」がお気に入りでした。 そういうわけでハイジ例会を企画しましたが、さすがに気恥ずかしい気持ちは否めず、昨夏・沢登りを一緒に楽しんだマドンナさんにチーフをお願いし、俺はサブを務めることにしました。
【油コブシを登る】
 今回のメンバーは4名。マドンナさん、S・Iさん、M・Nさんと俺。早速バスに乗って六甲ケーブル下に行きます。
 ケーブル駅の右側から舗装路を歩いて行き、やがて着く老人ホームの奥からが登山道。「こんな高所の老人ホームに入れられたら徘徊もできないね」などと憐憫と諧謔の入り混じった会話をしつつ歩きます。
この登山道(高羽道)は「ゆるい道」or「急な道」という選択ができるのですが、トーゼン「ゆるい道」をチョイス!でも…緩い分だけ距離が長いから、疲労度の値に換算すると果たして賢明な選択なのかどうか…よく分からない。
 ところどころ急登がありましたが、ベンチに着くと素晴らしい眺望に疲れも乳酸も吹き飛びます。眼下には神戸市街やポートアイランド、六甲アイランド、遥かに紀淡海峡まで見渡せます。つくづく六甲山って、山に来たのに海ばかり眺めてしまうところです。
 ベンチから間もなく油コブシ山頂(625.5m)に至り、そこからは平行移動といった感覚でフットパスのような小道を歩き、最後の長い階段を越えると六甲ケーブル山上駅に到着です。岩ヤさんにとっては「電光クラックW+」や「ダッコちゃんW+」で有名な「保塁岩」の最寄り駅としてお馴染みの所ではないでしょうか。俺にとってもここはNさんという80歳くらいのスーパーお爺ちゃんにシゴかれた思い出の場所でもあります。(この爺さん。カンテ横フェイスX+をフリーソロで軽々と登攀していました。恐るべし…。)
 この山上駅付近は、ちょうど風の通り道らしく、そよ風が吹き渡っています。Breezeって、こういう風なんだろうなぁと思いました。そしてここからバスに乗り、一路「六甲山牧場」へ。すでにマタ〜リとした雰囲気の4人なのでした。
【六甲山牧場にて】
 狙いどおり、お昼時に到着。さて今回の例会名を「油コブシ・六甲山牧場」ではなく「ハイジ・パスチャーカフェ」にしたのは、ほかでもない。このカフェ名物のバスケットを買って、緑の牧場で食べるのが目的だからです。
 北ゲートから入場して南に向かって歩きます。最初に会った動物は山羊さんだ。俺の職場も「個人情報保護法」施行以来、シュレッダーの使用頻度が飛躍的に高まったので、この「紙を食べる動物」を職場に持って帰りたい気持ちでいっぱいである。ところでハイジといえば「山羊のミルク」だが、俺には暗い思い出がある。高校の英語のグラマーの教科書に「sheep’s milk」とあり、英文和訳を命じられた俺が「山羊の牛乳」と翻訳して大恥を掻いたのだった。(しかも、山羊って英語でゴートだったような…?)
 そんなほろ苦い青春の残り香(←?)を噛み締めながら歩むと、優しい瞳の木曽馬や、不貞寝しているミニ豚に遭遇。それから羊(コリデール)がうじゃうじゃ。旺盛な食欲と異様な人懐っこさでなかなかコミカルな連中です。でも「喰いながら排泄する」のは、ちょっとお行儀が良くないぜ!
 
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南ゲートまで行くと、「まきば夢工房」があり、その1階に「ハイジ・パスチャーカフェ」はあります。正面で、おなじみのハイジ、クララ、ペーターに迎えられ、店内に入ると、ヨーゼフとクララの車椅子(原作の舞台であるマイエンフェルト市からの寄贈品とある。)があります。その他、原作のハイジの挿絵も飾ってありましたが、どうも可愛くない。やっぱり宮崎駿のアニメのイメージがオリジナルを凌駕してしまっています。
 ここで「ハイジとクララはなぜいつも同じ服装なんだろう?」という話題に。
S・Iさんの解釈「ハイジは貧乏だから一張羅だろうけど、クララはお嬢様だから同じ服を何着も持っているのでは?」には笑いました。まるでアメリカのフォード元大統領みたい(笑)
 カフェのカウンターはアルムの山小屋を模した造りで凝っています。ここでは滅多にお目にかかれないレアなハイジグッズをたくさん売っているのでお好きな方は是非行って見てください。(それにしてもマドンナさんの「大人買い」は豪快でした)

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Heidi

 俺とM・Nさんは「ペーターのバスケット」。S・Iさんは「おんじのラクレット」。マドンナさんは「クラムチャウダー」を買って、ふたたび牧草地へ。木陰にレジャーシートを敷いて美味しくいただきました。
 デザートがわりにカマンベールチーズ入りの濃厚なソフトクリーム(←おすすめ!)を食べ、うさぎ小屋と山羊小屋とあひる池を見て回りました。うさぎはアンゴラやらパンダっぽいのやら、ちっちゃい子うさぎもいて可愛らしかったのですが、俺の好きなバニーガール…いや間違えた!ピーターラビットみたいなうさぎに会えなくて、ちょっぴり残念。
 マドンナさんは子ども向けの企画「トートバッグ絵づけコーナー」に目が釘付けになり、すかさず挑戦することに。これは自分で描いた絵をプリントゴッコでコットンキャンバス地のトートバッグにプリントするもので、マドンナ画伯はいつになく真剣になり、やがて「羊の母子像」(←俺にはワンタンのようにも見えた。)を描き上げて完成させました。
 帰りは、タクシー4人乗りがバスより安いことが判明したので、タクシーで阪急六甲駅まで行き、16時ころ解散しました。
【◆おまけ◆ハイジの意外な話】
@15年くらい前に「カレッジ・マウンテン」という映画がありました。これはハイジ物語の続編で、ハイジ役がジュリエット・ケイトン、ペーター役はなんとチャーリー・シーンでした。ミラノから厳冬のベルニナ・アルプスを越えてサンモリッツを目指すというなかなか凄い内容です。
A「普賢」「佳人」などの文芸作品で知られるフランス文学者の夷斎・石川淳も「アルプスの少女」という作品を書いています。(「文藝」昭和27年11月号)これは退役軍人になったペーターと、クララがデルフリ村にハイジを訪ねたが、ハイジはどこにも居なかった…という内容です。
@は本邦未公開。Aは絶版なので、興味ある方は、図書館か電子出版で探してみてください。
報告者:#741 SEROW(SL)
《Mini 感想》
★ S・I
久しぶりの例会参加だったので、登りは辛かったですが、なんとか登れてホッとしました。
六甲山牧場は、建物がメルヘンで面白かったです。
羊など動物を撫で、昼食とソフトクリームを食べ、牧場を満喫しました。
★ M・N
9ヶ月ぶりの例会参加。六甲と言うよりハイジパスチャーカフェにひかれて参加申込しました。
行きは暑さと登りでバテ気味でしたが、カフェでは念願のペーターのバスケットを味わえ、
ハイジグッズも買い込み疲れも吹っ飛びました。素敵な例会をありがとうございました。
★ マドンナ(CL)
おみやげいっぱい買いました。こどもになれます。デートで行くといいところなのかも?。赤ちゃんやぎを見て「かわいいー!!」を忘れずに。いえ、ほんとにかわいかったです。あれ?ひつじだった??? オリジナルのかばんまでつくってしまいました。
ラベル:2005年
posted by Zen at 15:38| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
僕は2010年の6月に山梨のハイディの村へ日帰りバスツアーで行ったのを思い出す。いちばん良かったのはアルムのおんじの山小屋だ。ハイディとおんじが出そうな気がした。犬のヨーゼフや山羊のユキちゃんもいたな。クララがアルムに来てからハイディとペーターが歩くのを一緒に手伝ったのが印象に残る。六甲山牧場のハイディカフェに行けばハイディとペーターとクララが立って出迎えてるから会いたいな。
Posted by タクロウ at 2011年02月02日 20:50
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